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WITHFORMATION(ウィズフォーメイション)

Thankyou Volume.41

故障診断の情報はどうやって収集していますか?

以前の車両整備は車両本体側での作業が中心で、トラブルシューティングは整備士の経験に頼ることが一般的でした。今は車両が電子制御システム化されてきており、故障診断や予測できない修理などでスキャンツール(診断機)が欠かせません。ですが、車両にスキャンツールをずっと繋いだままでトラブルシューティングを進めるのは大変効率が悪いやり方です。

作業効率の面から考えると、作業プロセスが大切です。スキャンツールでの診断、ライブデータ(実測値)の集約、故障診断で確認したその後の故障追及、そしてそのための情報収集です。情報の収集作業はパソコンやスマホなどで情報にアクセスする、いわばデスクワークです。車両に向き合っていないので、一見、整備作業をしていないように思われますが、これがとても重要な作業なのです。

国産車に関しては日整連が提供している作業支援体制「FAINES(ファイネス)」がありますが、こと輸入車に関してはそのような情報がなく、工場に入庫し整備を行う際に閉鎖的な中での作業となりがちです。
クルマにリコール制度があるように、航空機の世界でも事故やトラブルを未然に防ぐ制度があり、技術的な支援を提供しています。それが『SB(サービスブリテン)』です。クルマのリコールと同じように設計や製造過程に問題があれば不具合や事故を防止する目的で発行され、この情報なしには作業を進めることができません。

現在の車両整備においても、情報収集がカギとなります。車両に関する内容と修理手順のフローチャートをまとめ、分析をすることがとても大切なことです。情報収集の方法としては、それぞれがネットで情報(事例集など)検索という方法もありますが、それよりも、同業他社と連携してネットワーク化を図り、メカニック同士の横のつながりを築き、お互いにアドバイスや情報の共有化を図れるようになったら素晴らしいと思います。  (西山)

Catch Up the Trends

テュフ認証 -中立かつ客観的な監査を行う第三者認証機関

ドイツでは車検を取得することを『テュフする』というほどメジャーな存在です。テュフ ラインランド ジャパンは、欧州諸国やその他海外へ輸出される電子・電気機器、自動車などの工業製品の安全試験、認証を提供している第三者認証機関です。現在では自動車のほか工業製品、医療分野、環境分野、教育分野などそのフィールドは多岐にわたり認証以外にも、ドイツおよび欧州と南米の一部の国で車検業務も行っています。
ドイツのケルン市にある本社は、産業革命時の1872年に発足し、ボイラー事故などの検査の第三者機関として設立しました。日本法人は1983年に設立。オートアフターマーケットでも積極的に、監査・認証サービスを展開しています。

TUV

現在のクルマの修理は新たな知識や技術、設備を兼ね備えることを要求されています。最近、エーミング(機能調整)作業が必要になり、故障の時など正しい状態に戻す高い技術力、最新の整備機器も必要です。衝突防止やミリ波レーダーなど検知デバイス、カメラ搭載の位置がずれるだけで大事故の要因にもなりえます。

エーミング作業の必要性が増す中、一般ユーザーにとって、安心・安全の判断基準となるのが、テュフ認証です。昨今、先進安全技術は普及する中、監査を申し込む企業が増え整備、修理に関しても認証制度への取得の意識が高まっているようです。

クルマ社会では安心、安全を求め続けるのは必然でユーザー様へ自動車修理の認識と一定の基準が確保される工場の認証制度取得が広まりを見せています。
しかしながら整備事業者に立ちはだかる課題として、整備士不足や後継者問題などの経営課題もあるなか、高度化する車両技術の対応にも待ったなしの現状です。

テュフ ラインランドジャパンのサイト

accident file

case50FIAT ATトランスミッション(自動変速装置)
デュアロジック オイル漏れ修理
FIAT500 型式ABA-31212

FIAT500にて自動でギアの切替を行うデュアロジック(油圧装置)に不具合が生じました。走行中の減速時に、ニュートラルに「ギア抜け(ギアが勝手にニュートラルになる)」する症状が発生します。原因はオイル漏れによる油圧低下で、ギアチェンジ時にコンピューターがエラー判定するとの事。早速ミッションを分解してみると、図1の3番セレクションポジションセンサーからのオイル漏れを確認。部品を取り寄せ交換したが直らない。。。しかも漏れがひどくなっている(汗)

FIAT500イラスト
(図クリックで拡大)
FIAT500イラスト
(図クリックで拡大)
赤枠が、今回オイル漏れを起こしていた部分 赤枠が、今回交換したディアロジックユニットAssy
1番は、図1を含んだアセンブリ

実は、このポジションセンサーにはオイルが流れてこないのが正しいとの事。つまり、本体側のアクチュエーター側からハイプレッシャーオイルがリークしている事が一番の原因だと判明し、高額部品でしたが交換し作業終了です。

FIAT オイル漏れ FIAT オイル漏れ FIAT オイル漏れ
(写真クリックで拡大)
取材協力:㈱EURO CARS様

FIAT正規ディーラーでは、オイル漏れが視認できない場合はコンピューターのリセットを行い、症状が改善されない場合は、デュアロジックユニットAssy(図2の1番)交換になるようです。

フロント・岡田
運転席のドアを開けたらデュアロジックポンプの作動音を確認します。音が途切れたり、音程が高くなったり低くなったりしている場合は、モーターかポンプが悪くなっている可能性があり要確認です。FIAT500に限らず欧州車にもよくあるように、やはり定期的なメンテナンスを受けて頂くことが大切です。車を故障させない為にもデュアロジックオイルの交換やギアオイルの交換をお勧めします。スキャンツールでのキャリブレーション(校正)も必要ですね。

TIG溶接 アルミ、ステンレス、チタン等に最適な溶接機
WT-TIG200(200V) WT-TIG160(100V)    

TIG溶接に関しては以前から興味があったのですが、先日、福岡市内にある溶接機・溶断機の専門店「株式会社WELDTOOL(ウエルドツール)」様のことを知り、さっそくお話を聞いてきました。

TIG溶接は未経験者にとっては敷居が高く、まして溶接機も高額、使用方法にも不安があるなどで購入までに踏み切れない方々も多いと思いますが、ウエルドツール様で扱っているTIG溶接は、比較的安価です。ステンレス、アルミの溶接、もしくはスチールの溶接でも細かい部分の溶接にはTIG溶接が最適です。また、アーク溶接と違って火花も出ないのが利点です。

パルス(電流波形)はロウパルスのみですがパルス幅は調整可能で使用感も良く、手棒も使えるので作業範囲が広がります。コレットが付属でタングステン電極はΦ1.6㎜からΦ2.4㎜がお勧めです。電流を低めにすることで1㎜程度の薄板も溶接でき、パルス機能を使ってひずみを抑えることも可能です。他にコレットやセラミックノズル、トーチキャップ、タングステン電極などの消耗品も扱っていますが、アルコンガスは産業ガス店からの購入が必要です。

ご興味のある方は、ウエルドツール様(TEL:092-205-2006)に直接お問い合わせください。(「ウィズフォーメイションの新聞で見ました」とお伝えください)。溶接機のレクチャー等もやってもらえるとのことです。

WT-TIG200フルセット
    WT-TIG200フルセット(200V)
  • 型式:WT-TIG200
  • 溶接タイプ:直流/交流TIG 被覆アーク
  • 入力電圧:単相200V(220V)
  • 定格入力:5.2KVA
    (容量20アンペアが必要となります)
  • 本体重量:20Kg
    付属品:
  • アルゴンガス流量調整器
  • 自動溶接遮光面
  • タングステン電極Φ1.6㎜ 10本入
  • TIG溶接棒×各5本(ステンレス、アルミ)
  • ダイヤモンドディスク(タングステン研磨用)
TIG溶接はじめてセット
    TIG溶接初めてセット(100V)
  • 型式:WT-TIG160
  • 溶接タイプ:直流TIG
  • 入力電圧:AC単相100V(110V)
  • 定格入力:3.3KVA
  • 本体重量:7.3Kg
    付属品
  • アルゴンガス流量調整器
  • 自動溶接遮光面
  • タングステン電極Φ1.6㎜ 10本入
  • TIG溶接棒50cm×5本(ステンレス、鉄)
  • ダイヤモンドディスク(タングステン研磨用)
溶接機、溶断機、切断機の専門店 ㈱WELDTOOL(ウエルドツール)より