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Thankyou Volume.40

福岡モーターショー2017 クルマと変えよう暮らしの未来

 2017年12月15日~18日に開催された「福岡モーターショー2017」に行ってきました。来場者数は4日間約13万人。皆さんの関心の度合いが分かります。
 会場にはEV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)、AI(人口知能)、コネクテッド、VR(仮想現実)等の最新技術を駆使した車がずらりと並び、自動車業界がさらに進化しているのを実感しました。
 トヨタはHVの技術や次世代に向けてのFCV準備が進んでいるようですが、燃料供給する水素ステーション建設、インフラ整備に対する費用など、課題もあります。またEV化になるとエンジン、トランスミッションが不要で、部品点数も4割近く減るとも言われています。急激にシフトするわけでもありませんが、仮に需要があれば他からの投資で一気に加速していくかもしれません。
日産はEVコンセプトカー(ニッサンIMx)を出展、モードによってハンドルを格納するなど、完全自動運転技術の進化を公開していました。

 VR(バーチャルリアリティー)は想像以上のクオリティで、これが実用化されると自動車業界がどのように変わるか想像をかき立てられます。
 環境規制を追い風に世界各国がEV化へと切り替えています。特に中国は環境問題への対応で国策とし、自動車や電池における産業の拡大を狙っています。
 欧州メーカーはフルHVに対してマイルドHV【60ボルト以下の低電圧電源を用いて発信時や加速時にモーターでエンジンの駆動をアシストする】を打ち出してきています。既存のエンジンに取り付けることで、CO2の排出量を削減できる点が期待されています。
 EV化だけでなくカーシェアリングやコネクテッドによるビジネスは販売にも影響していくでしょう。
 HV、EV、FCVなどの次世代エコカーの分野、そしてAI、VRなどの自動運転の分野、自動車業界はこの2つの分野で大きな転換期を迎えています。車の未来がどのように変革していくのか目が離せません。 (西山)

Catch Up the Trends

自動運転支援技術はどこまで進む? ~その2~

 今回は、運転支援システムの技術にはどのようなものがあるかをお伝えします。

1)自動ブレーキシステム

 感知を行うセンサーがミリ波レーダー(遠方の障害物を検知し悪天候にも強い)、ステレオカメラ(形状で認識し人など動く障害物を見分ける)、赤外線レーザー(検知は30m先、衝突回避には限界がある)と大きく3種類が使われ、障害物や人間を感知して衝突を回避します。

2)自動駐車パーキングアシストシステム

 車を駐車する際にステアリング操作をアシストしてくれる機能です。駐車場を選んで指定することによりドライバーはアクセル、ブレーキ操作と周囲の安全確認に集中できます。

3)レーンキープアシストシステム

 車両が走行レーンからの逸脱し事故が起きる危険性があります。そのような状況を避けるシステムです。フロントグラスに設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリングし、車線からの逸脱回避を支援しステアリング補正しドライバーに警告します。

4)アダプティブクルーズコントロールシステム

 定速走行、車間距離制御装置で前方の車両に合わせて自動でスピードアップ、ダウンを行う機能です。車間を一定に保つためのセンサーとCPUが搭載されレーダー、カメラなどの監視システムが使用されます。追従走行が可能になり、アクセル操作もブレーキ操作も自動で行うことが可能です。

5)アダプティブライトコントロールシステム

 色々な場所や状況に合わせ車両のライトの明るさを調整し、コーナーではその行く先が見えやすく光の角度を微妙に調整します。照射範囲を自動でコントロール、夜間の視認性を高め、ドライバーの危険認知をサポートします。

6)後方死角検知機能

 ドライバーの後方の死角となる側面に他の車両を検知した際にセンサーで確認し、情報をドライバーに注意を促すシステムです。車線切り替えの際にもドライバーに危険を伝えます。

以上、6つの技術を紹介しました。将来、高速道路の完全自動運転は可能なのでしょうが市街地では完全自動運転が大変難しく、その最大の理由は多方面に処理しなければいけない情報が多すぎることでしょう。

参考資料:「予防安全性能評価」

accident file

case48エンジン不調 BMWインジェクター BMW E91 N43エンジン

 今回の不調は、冷間時に始動するとミスファイアの症状でチェックランプが点灯するというものです。暖まるとその症状は安定するのですが、直噴4気筒でミスファイアの場合、スパークプラグやイグニッションコイルの不調がよくあります。燃焼室での確認ではオイル管理が悪く、カーボンやスラッジによるインジェクターの詰まりが原因で、特に直噴エンジンは燃焼室が汚れやすいので常にオイル管理が大切です。不具合の原因としてスパークプラグの中心電極の磨耗、カーボンも付着し2番のインジェクターの詰まり、これが冷間時の不調の原因でした。
 しかしここで問題が発生しました。インジェクターは不具合が発生した単体のみの交換では症状は直りません。メーカー側に確認すると製造による末尾2桁の番号を含めてパーツ№を全て合わせる必要がありました(画像の赤丸で囲んだ部分)。弊社では即納できるように常に補充しておりましたが、これが仇となりました。
 在庫の型番を確認、お客様の車両に装着されている型番と比較すると末尾番号が違っていました。メーカーでは全数同時交換を進めているようです。末尾の番号を合わせたパーツに交換後、診断機でインジェクターの調整値を書き込みして完了しました。インジェクターは大変高額なパーツだけに、この件は非常に悩ましい問題です。

injecter
今回問題となった型番の末尾2桁

(福岡・フロント・岡田)

case49 RENAULT KANGOO GH-JK7Jのオルタネータープーリー破損はウイークポイント

 今回の症状はオルタネータープーリーからの異音、プーリーとダンパー(ゴム部)が分離しオルタネーター本体と接触しガタが発生しベルトが切れるという現象でした。
 オルタネーターのシャフトにもダメージがあったために全て交換となります。騒音軽減やフィーリング向上のためにプーリー内部に樹脂ダンパーが組み込まれているようですが、やはりゴムなので当然劣化し脱落してしまいます。最悪の場合、タイミングベルトに切れたベルトが絡み、バルブクラッシュを起こしたりします。まずは対策用プーリー(機械式のワンウェイクラッチ)を確認します(画像参照)。同時にファンベルトテンショナーにも不具合があります。
7701477527 ドライブベルトキットの交換でトラブルを回避できます。

pulley
対策用プーリー
belt kit
ドライブベルトキット

(福岡・フロント・芳川)

BENTLEY PUBLISHERS Service Manual(修理マニュアル)
  BMW3シリーズ、MINI Cooper、Porche911 Carrera 他

bentley publishers

 ベントレー・パブリッシャー社が発行しているサービスマニュアルシリーズです。どのシリーズも電話帳ほどの厚さがあり、メンテナンスや修理に関する詳細な情報が多数の写真・配線図とともに掲載されています。車両の管理、トラブルシューティングがステップバイステップで解説されており、修理情報源として不可欠といえます。洋書なのですべて英語ですが、写真や図を見るだけでも何をすべきか、どのように行うのか理解できると思います。他にも、BMW、MINI、PORSCHE type993、type996、AUDI TT、VOLKSWAGENなどのモデルが出ています。

オフラインコーディングができるツール
オートランド製 iSCAN3 EURO

iSCAN3 EURO

 最近オーテル社のマキシスが支持を受けており、自動車整備に欠かせない機器ですが、今回紹介するのは、ツールプラネット社のiSCAN(アイスキャン)ユーロ輸入車用多機能スキャンツールです。
 iSCANシリーズの3代目最新モデル版で輸入車に特化した機器です。40社以上に対応しており、オフラインでのコーディング(プログラム)が可能。エンジン制御用だけでなくトランスミッション、ブレーキ、ナビシステム等、あらゆるコンピュータを網羅しています。ECUソフトウェアの設定変更は、通常はメーカーのサーバーに接続して行いますが、このiSCAN3はオフライン状態で作業が可能。また、データストリーム内でのデータ比較分析もできます。さらに、Wi-Fi経由によるアップデート、サーバー接続でのアドバイスやリモート操作、プログラミング、コーディングや修理ガイドのアドバイス機能もあります。

iSCAN3 EURO  【主な特徴】
  • 10インチIPS液晶タッチスクリーン
  • リモート操作サポート機能
  • ECUアダプテーション、ECUコーディング、ECUプログラミング
  • オフラインプログラミング機能
  • MB 722.9トランスミッションプログラミング
  • BMW ECU個別コーディング